トリプトレリンは、GnRHアゴニストである。GnRH受容体に作用し、LH、FSH、テストステロンに影響する。添付文書では進行前立腺癌の治療薬として記載される。[1]
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | GnRHアゴニスト |
| 作用点 | GnRH受容体 |
| 影響するホルモン | LH、FSH、テストステロン |
| 投与経路 | 注射 |
| 承認文脈 | 進行前立腺癌など |
作用相
| 相 | 内容 |
|---|---|
| 初期刺激 | LH・FSH分泌上昇とテストステロン上昇が生じることがある。[1] |
| 継続曝露 | GnRH受容体の脱感作によりLH・FSH・テストステロンが低下する。[1] |
PED文脈での読み方
トリプトレリンは、PCT文脈で「HPTA軸を一気に動かす薬」として語られることがあるが、基本はGnRHアゴニストであり、短期刺激と継続曝露後の抑制を分けて読む。単純なLH/FSHブースターではなく、用量、製剤、投与間隔、既存のHPTA軸状態によって意味が変わる。[1]
リスク
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期フレア | 初期のLH/FSH・テストステロン上昇を想定して見る。[1] |
| 継続抑制 | 継続曝露では性腺刺激ホルモンとテストステロン低下が中心になる。[1] |
| 評価指標 | LH、FSH、総/遊離テストステロン、E2、症状をセットで見る。 |
| 位置づけ | SERMやhCGとは作用点が異なるため、同じPCT枠に雑に混ぜない。 |
出典
- DailyMed: Trelstar — Triptorelin Pamoate Kit (DailyMed / NLM / Overview) ↩
更新: