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Trenbolone Ace低用量サイクル例

Trenbolone Aceを低用量で足す場合のサイクル例。
ここではTestosterone C 300mg/週とMasteron P 150mg/週を土台に、Trenbolone Ace 5-35mg/dayを最大6週だけ入れるケースについて解説する。

サイクル概要

Testosterone C 300mg/週とMasteron P 150mg/週の上に、Trenbolone Aceを5mg/dayから足す短期サイクル。Trenbolone AceはEDで細かく刻むか、EODで20mgから入れる。

使用するAAS等

Trenboloneは19-nor AASで、アロマターゼ変換はない。Aceの半減期は約2-3日で、エナント酸エステルより撤退しやすいが、睡眠、寝汗、息切れ、胃もたれ、対人面は少量でも出ることがある。17β-Trenboloneはプロゲスチン受容体への結合も示されている。[1][2]

投与スケジュール例

以下は、Testosterone C 300mg/週とMasteron P 150mg/週にTrenbolone Aceを足す6週サイクル例。

Testosterone CMasteron PTrenbolone Ace投与間隔
1300mg/w150mg/w5-10mg/dayTest E3.5D / Mast・TrenはEDまたはEOD
2300mg/w150mg/w10mg/dayTest E3.5D / Mast・TrenはEDまたはEOD
3300mg/w150mg/w20mg/dayTest E3.5D / Mast・TrenはEDまたはEOD
4300mg/w150mg/w20-35mg/dayTest E3.5D / Mast・TrenはEDまたはEOD
5300mg/w150mg/w20-35mg/dayTest E3.5D / Mast・TrenはEDまたはEOD
6300mg/w150mg/w20mg/dayまでTest E3.5D / Mast・TrenはEDまたはEOD

この形は効く量を探すためのサイクルである。20mg/dayへ上げた時点で胃もたれ、発汗、睡眠の浅さが出ることがある。
35mg/dayは週245mgで、初回Trenの開始量ではなく、睡眠と対人面が保てる場合の上限側に置く。

起こりやすい副作用

Trenboloneでは、入眠困難、途中覚醒、寝汗、悪夢、息切れ、胃もたれ、食欲低下、怒りやすさ、不安、血圧上昇、脂質悪化が出やすい。アロマ化しないが、女性化乳房や性機能の問題を単純に無視できる薬ではない。[1][3]

用意するバイアルの数

投与量と総Trenbolone Ace量

投与量期間総Trenbolone Ace量
10mg/day2w140mg
20mg/day4w560mg
35mg/day6w1470mg
20mg EOD6w約420mg
40mg EOD6w約840mg
60mg EOD6w約1260mg

基準は10-20mg/dayで反応を確認する形。35mg/dayや60mg EODは、睡眠、寝汗、息切れ、対人面が崩れない場合の上限側に置く。

用意するバイアルの数

10mLバイアルを想定した本数。表の本数は総量を満たす最小数。

投与量期間総量100mg/mL200mg/mL
20mg/day4w560mg1本1本
35mg/day6w1470mg2本1本
40mg EOD6w約840mg1本1本
60mg EOD6w約1260mg2本1本

低用量では1回量が小さくなるため、シリンジの目盛り精度が重要になる。200mg/mLはmLを減らせるが、5-20mg/dayを細かく刻むには量りにくい。

一回ごとの注射量

Trenbolone Ace単体の1回量。

投与量投与間隔100mg/mL200mg/mL
5mgED0.05mL0.03mL
10mgED0.10mL0.05mL
20mgED0.20mL0.10mL
35mgED0.35mL0.18mL
20mgEOD0.20mL0.10mL
40mgEOD0.40mL0.20mL
60mgEOD0.60mL0.30mL

EDで細かく刻めない場合でも、EODは20mgからで足りる。60mg EODは上限テストであり、初回の標準量ではない。

AI(アロマターゼ阻害剤)の準備・使用

Trenbolone自体はアロマ化しないため、TrenboloneのためにAIを増やす薬ではない。Testosteroneを土台にするためAIは準備するが、Tren中の不眠、寝汗、息切れ、怒りやすさを高E2だけに寄せない。

AI(アロマターゼ阻害剤)を投与するタイミング

乳首のかゆみや痛み、むくみ、血圧上昇がTestosterone側のE2症状として出た時点でAIを検討する。Trenboloneを足した直後に睡眠や対人面が崩れる場合、E2管理より先にTrenboloneの量か期間を見直す。

Trenboloneを外すタイミング

睡眠が壊れる、寝汗が強い、階段で息が上がる、胃もたれで食べられない、怒りやすさが仕事や家庭に出る場合、35mg/dayへ上げる場面ではない。効きが強いことは継続理由にならない。

AI(アロマターゼ阻害剤)の選び方

Trenboloneを足す場合でも、AIの基本はアナストロゾール(アリミデックス)から考える。AIの薬剤差はAI(アロマターゼ阻害薬)の選び方で比較している。

出典

  1. Kicman AT. Pharmacology of anabolic steroids (British Journal of Pharmacology / 2008 / Overview)
  2. Bauer ER, et al. Characterisation of the affinity of different anabolics and synthetic hormones to the human androgen receptor, human sex hormone binding globulin and to the bovine progestin receptor. APMIS. 2000;108(12):838-846. (PubMed / NLM / 2000 / Overview)
  3. LiverTox: Androgenic Steroids (NCBI Bookshelf / Overview)