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Primobolanを足す長期サイクル例

PrimobolanをTestosterone E/Cに足す場合の長期サイクル例。
ここではTestosterone E/C 400-500mg/週を20週、Primobolan E 200-400mg/週を同じ期間入れるケースについて解説する。

サイクル概要

Testosterone E/C 400-500mg/週にPrimobolan E 200-400mg/週を重ねる20週サイクル。TestosteroneとPrimobolanは週2回に分けて注射する。

使用するAAS等

PrimobolanはDHT系AASで、エストロゲンへ変換されない。経口の酢酸エステルと注射のエナント酸エステルがあるが、ここでは注射のPrimobolan Eを前提にする。17αアルキル化経口AASではない一方、E2低下、脂質、注射量、製品品質が論点になる。[1][2]

投与スケジュール例

以下は、Testosterone E/C 400-500mg/週にPrimobolan E 200-400mg/週を足す20週サイクル例。

Testosterone E/CPrimobolan E投与間隔
1400mg/w200mg/wE3.5D
2400mg/w200mg/wE3.5D
3400mg/w200mg/wE3.5D
4400mg/w200mg/wE3.5D
5400mg/w200-300mg/wE3.5D
6400mg/w200-300mg/wE3.5D
7400mg/w200-300mg/wE3.5D
8400mg/w200-300mg/wE3.5D
9400mg/w300mg/wE3.5D
10400mg/w300mg/wE3.5D
11400mg/w300mg/wE3.5D
12400mg/w300mg/wE3.5D
13400-500mg/w300-400mg/wE3.5D
14400-500mg/w300-400mg/wE3.5D
15400-500mg/w300-400mg/wE3.5D
16400-500mg/w300-400mg/wE3.5D
17400-500mg/w300-400mg/wE3.5D
18400-500mg/w300-400mg/wE3.5D
19400-500mg/w300-400mg/wE3.5D
20400-500mg/w300-400mg/wE3.5D

Primobolanは短期で体重を増やす薬ではない。4週目以降に肩、背中、腕、腹部の水分感、ウエスト、写真の質感で差を評価する。
Testosteroneだけの水分が重い人ほど、Primobolanを足した差は分かりやすい。

起こりやすい副作用

Primobolanでは、E2低下、関節感、性欲低下、気分の落ち込み、脂質悪化、脱毛、皮脂、PIPが出ることがある。非17αアルキル化でも、AAS全般として脂質、血圧、心血管系への影響は評価する。製品価格と真贋もサイクルの失敗要因になる。[2][3]

用意するバイアルの数

投与量と総Primobolan量

投与量期間総Primobolan量
200mg/w20w4000mg
300mg/w20w6000mg
400mg/w16w6400mg
400mg/w20w8000mg
600mg/w16w9600mg
600mg/w20w12000mg

基準は200-400mg/週で20週。600mg/週は注射量、費用、E2低下が重くなり、初回Primoでは判断が難しくなる。

用意するバイアルの数

10mLバイアルを想定した本数。表の本数は総量を満たす最小数。

投与量期間総量100mg/mL200mg/mL
200mg/w20w4000mg4本2本
300mg/w20w6000mg6本3本
400mg/w16w6400mg7本4本
400mg/w20w8000mg8本4本
600mg/w16w9600mg10本5本
600mg/w20w12000mg12本6本

Primobolanは濃度が低い製品が多く、400mg/週でも注射量が増えやすい。安すぎる製品や効きが強すぎる製品では、別物の可能性も考える。

一回ごとの注射量

週2回、E3.5Dで割った場合のPrimobolan単体の1回量。

週量1回量100mg/mL200mg/mL
200mg/w100mg1.00mL0.50mL
300mg/w150mg1.50mL0.75mL
400mg/w200mg2.00mL1.00mL
600mg/w300mg3.00mL1.50mL

Testosteroneと同じ日に打つ場合、1部位あたりの合計mLがかなり増える。400mg/週以上では、濃度と注射部位を先に計算しておく。

AI(アロマターゼ阻害剤)の準備・使用

Primobolan自体はアロマ化しないため、PrimobolanのためにAIを増やす薬ではない。Testosteroneを土台にするためAIは準備するが、PrimobolanでE2が低く出る人がいる。

AI(アロマターゼ阻害剤)を投与するタイミング

乳首のかゆみや痛み、むくみ、血圧上昇がTestosterone側のE2症状として出た時点でAIを検討する。関節感、性欲低下、気分の落ち込み、睡眠悪化が出る場合、AI増量より先にE2管理でいう低E2側を疑う。

Primobolanを外すタイミング

E2が低く出る、関節が痛い、性欲が落ちる、気分が沈む、HDLが大きく下がる場合、Primobolanを増やす場面ではない。400mg/週で質感とE2が釣り合うかを先に確認する。

AI(アロマターゼ阻害剤)の選び方

Primobolanを足す場合でも、AIの基本はアナストロゾール(アリミデックス)から考える。AIの薬剤差はAI(アロマターゼ阻害薬)の選び方で比較している。

出典

  1. PubChem: Methenolone enanthate (PubChem / NCBI / Overview)
  2. Endotext: Androgen Physiology, Pharmacology, Use and Misuse (Endotext / NCBI Bookshelf / Overview)
  3. Kicman AT. Pharmacology of anabolic steroids (British Journal of Pharmacology / 2008 / Overview)